海(うみ)ちゃんの近況報告
2025年3月、飼い主さまのご逝去により保護されたシーズーの海(うみ)ちゃんは、現在シーズー好きの飼育ボランティアさんのお宅で大切に育てられ、穏やかで幸せな毎日を過ごしています。
6月13日には本院にて肛門の巨大腫瘍を摘出し、排便困難の症状は改善しました。
さらに、7月10日には日本大学動物病院でMRI検査と組織検査を行い、胸腺腫であることが判明しました。良性タイプではありましたが、腫瘍が非常に大きく、大血管(前大静脈など)に近接しているため、手術には高いリスクが伴います。検査費用だけでも約15万円を要しました。
現在はプレドニゾロンを低用量で投与し、咳発作などの症状はコントロールできています。
今後は日大動物病院にて手術を依頼したいと考えておりますが、費用面での大きな課題があり、治療費の一部(おおよそ半額程度)について募金によるご支援をお願いできないかと考えております。
なお、海ちゃん本人は飼育ボランティアさんご家族にとても可愛がられており、犬生の中でも最も幸せな時間を過ごしていると言えるほどです。私たちも、オペのタイミングを見極めつつ、最善の治療方針を模索しているところです。
皆さまの温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。